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 工場の有毒ガスや自動車の排気ガスなどの大気汚染による環境の悪化が花粉症原因ではないかという説があります。
 花粉症の原因が「花粉」であるなら、花粉が少ない都会の人の方が、スギなどの花粉の多い山村や農村部に住む人よりも花粉症の人が少ないはずですが、実際には大都会の方がはるかに花粉症の人の割合が多いという統計があります。山村などでは、春の風の強い日などは花粉で空が黄色くなることがあるそうです。もし花粉が原因であれば、このような地域に住んでいる人は、ほとんどが花粉症になってしまうのではないでしょうか?
 以前、東京都は「ディーゼル車の排ガスが花粉症に影響を与えているのではないか?」ということで年度予算に調査費1億円を計上し、因果関係の究明に乗り出したことがあるそうです。この時、都民の2割が花粉症だったそうです。
 また、国立環境研究所でディーゼルの排気ガスを長く吸ったモルモットに花粉エキスを与える実験をしたときに、そうでないモルモットに比べ、排気ガスを長く吸ったモルモットは鼻水などがより多く出るという結果が出たそうです。
 大気汚染の影響で体の粘膜が弱くなり、目や鼻などの粘膜に花粉が付きやすくなってアレルギー反応が起きやすくなるのではないかといわれています。
 このような、工場の有毒ガスや自動車の排気ガスなどの大気汚染だけが花粉症の原因だとはいえませんが、少なくとも大気汚染と花粉症には何らかのつながりがあるといえるのではないでしょうか。
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